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体験型研修とは?内容の決め方や実際の事例をご紹介
体験型研修は、座学とは異なり、実際の業務や活動を通じて、より実践的なスキルや知識を習得することを目指した研修方法です。
座学はどうしても参加者が受動的になりがちですが、体験型研修により参加者が主体的に取り組むことで、学びが深まりやすく、記憶にも残りやすくなります。
このような体験型研修は、企業のさまざまな目的に応じて設計され、多くの成功事例が存在します。
今回は社員研修の中でも体験型の魅力についてわかりやすくまとめてみました。

体験型研修とは?
体験型研修は、理論だけでなく実際の業務に直結するスキルを身につけることを目的とした研修方法です。
座学と違い、参加者が実際に行動し、経験を通じて学ぶことが特徴といえるでしょう。
例えば、チームプロジェクトでは協力や問題解決能力を養い、ロールプレイでは実務スキルを習得し、現地調査では実際の現場で課題解決能力を高めます。
研修後にはフィードバックを受けることで、自己改善が期待できます。
体験型研修は、深い理解と実践的なスキルを提供し、現代のビジネス環境において重要な方法といえるので研修に取り入れることをお勧めいたします。
体験型研修のメリット
体験型研修には、さまざまなメリットがあります。
参加者が実際の経験を通じて学ぶため、理論だけでなく実際の業務に役立つスキルや知識を習得することができます。
以下に、体験型研修の主なメリットをいくつかご紹介します。
知識が定着しやすい
体験型研修では、実際の体験を通じて学ぶため、知識が記憶に残りやすくなります。
例えば、トレーニングの一部としてシミュレーションを行う場合、参加者は理論だけでなく実際の状況に即した対応を学ぶことができ、理解が深まります。
これにより、学んだ内容がより実務に反映されやすくなるでしょう。
ある企業の調査によると、体験型研修を受けた社員の80%以上が、研修後も学んだ内容を実務に活かせたと答えています。
チームワークが生まれやすい
共同作業を通じて、チーム内の連携が強化され、自然にチームワークが育まれます。
特に、新入社員や異なる部署の社員間での交流が促進され、会社全体の一体感が高まります。
プロジェクトを通じて協力することで、相互の信頼関係が深まり、効果的なコミュニケーションが生まれます。
実際、体験型研修を実施した企業の72%が、チームワークの向上を実感しています。
コミュニケーションが取りやすい
体験型研修では、参加者同士のコミュニケーションが活発になります。
実際の場面を共有することで、より深い理解と信頼関係が生まれます。
一例として、チームビルディング研修では、参加者が共同で課題を解決する過程で、お互いの強みや弱みを理解し合うことができます。
これにより、日常業務におけるコミュニケーションが円滑になり、効率的な業務遂行が期待できます。
ある企業の報告によると、体験型研修を受けた社員の65%が、同僚とのコミュニケーションが向上したと述べています。
体験型研修の内容の決め方
体験型研修の内容を決める際には、まず研修の目的を明確にすることが重要です。
例えば、新入社員の早期戦力化を目指すのか、リーダーシップを育成するのか、チームビルディングを強化するのかなど、目的に応じて内容を設計します。
また、対象者のニーズや業務内容を考慮し、実際の業務に関連する体験を取り入れることが効果的です。
具体的には、以下のようなステップで内容を決めるとよいでしょう。
1.研修の目的を明確にする
研修の目的を明確に定めます。
新入社員の早期戦力化を目指すのか、リーダーシップを育成するのか、チームビルディングを強化するのかなど、目的に応じてどのようなスキルや知識を身につけさせるべきかを決定します。
2.対象者のニーズを把握する
次に、研修の対象者がどのようなスキルを求めているか、どのような問題を抱えているかを調査します。
例えば、アンケートやインタビューを通じて、対象者の期待や課題を把握することが効果的です。
3.実際の業務に関連する内容を選定する
研修内容が実際の業務と関連していることで、学んだことを実務に活かしやすくなります。
例えば、特定の業務プロセスに即したシミュレーションやロールプレイを取り入れることで、実践的なスキルを習得することができます。
4.フィードバックを取り入れる
研修後にはフィードバックを収集し、内容の改善を図ります。
参加者からのフィードバックをもとに、次回の研修内容や方法を見直すことで、より効果的な研修を実現します。
また、研修後のフォローアップも重要で、参加者が実際の業務で学んだスキルを活用できるようサポートします。
体験型研修の効果を最大化するためには、上記のステップを踏んで内容を綿密に設計することが重要です。
これにより、参加者が実際の業務で活用できるスキルや知識を効果的に習得することができます。
体験型研修の参考事例
体験型研修の参考事例をいくつかご紹介します。
これらの事例は、企業が体験型研修を導入する際の参考になるでしょう。
ロジカルシンキング研修
ロジカルシンキング研修は、論理的思考を養うための研修です。
参加者は問題解決能力を高めるために、実際のビジネスシナリオを用いて、論理的に考える訓練を行います。
一例として、架空のビジネスケースをもとに、原因と結果を分析し、適切な解決策を考える演習を行います。
ある企業の例では、この研修を通じて社員の問題解決能力が向上し、業務効率が20%向上したという報告があります。
PDCA研修
PDCA研修は、計画(Plan)・実行(Do)・評価(Check)・改善(Act)のサイクルを学ぶ研修です。
参加者は実際のプロジェクトを通じて、このサイクルを実践し、業務の改善や効率化を図ります。
例えば、新製品の開発プロジェクトを題材に、PDCAサイクルを適用し、プロジェクトの進行状況を評価しながら改善策を実行します。
ある企業の調査では、PDCA研修を受けた社員の90%が、自身の業務改善に役立ったと答えています。
コミュニケーション研修
コミュニケーション研修は、効果的なコミュニケーションスキルを身につけるための研修です。
ロールプレイやグループディスカッションを通じて、対人関係の向上を目指します。
例えば、顧客対応のシナリオでロールプレイを行い、参加者が顧客役と担当者役に分かれて演じることで、コミュニケーションスキルや問題解決能力を高めます。
体験型のコミュニケーション研修を受けた社員の80%が、同僚とのコミュニケーションが改善されたと感じています。
ビジネスマナー研修
ビジネスマナー研修では、基本的なビジネスマナーを学びます。
参加者はロールプレイを通じて、プロフェッショナルな対応ができるようになるためのスキルを習得します。
例えば、取引先との打ち合わせのシナリオをもとに、適切な敬語やマナーを実践的に学びます。
ある企業の報告では、ビジネスマナー研修を受けた社員の85%が、接客や取引先との対応に自信を持つようになったと述べています。
アウトドア研修
アウトドア研修は、自然の中で行うアクティビティを通じて、リフレッシュしながらチームワークを強化する研修です。
ハイキングやキャンプなど、さまざまなアウトドア活動を通じて、社員同士の絆を深めます。
例えば、チームで山を登る活動を通じて、協力して目標を達成する経験を共有します。
ある企業のデータによると、アウトドア研修に参加した社員の75%が、研修後にチームワークの向上を実感しています。
ボランティア活動
ボランティア活動を通じて、社員の意識向上や社会貢献を実感する研修です。
参加者は実際のボランティア活動に参加し、社会貢献の意義を学びます。
例えば、地域の清掃活動や福祉施設でのボランティア活動を通じて、社会への貢献を感じながらチームワークを強化します。
ある企業では、ボランティア活動研修を受けた社員の70%が、社会貢献の重要性を再認識し、業務にも意欲的に取り組むようになったと報告されています。
チャンバラ合戦
チャンバラ合戦は、日本の伝統的な遊びを取り入れた研修です。
参加者は楽しみながら、チームワークやリーダーシップを学びます。
例えば、チームごとに分かれてチャンバラ合戦を行い、リーダーシップや戦略的思考を養います。
チャンバラ合戦を取り入れた企業の例では、社員のエンゲージメントが向上し、職場の雰囲気が良くなったという結果が報告されています。

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元記事発行日:2025年1月23日、最終更新日:2025年2月14日